Self Liner Notes
◆Album 「colors」
余計なダビングを行わず、3 人によるピアノトリオサウンドに拘り抜いて作成されたミニアルバム。
楽曲それぞれの” 色” を大切にしつつも統一感のある、littleneem による新しい” pops” の提示となる6 曲を収録。
●M-01 「君の知らない世界はまだ少し冷たい」
変拍子、ポリリズム、転調、連符。最も尖った難曲でありながら、ただマニアックではなく、J-POP を愛する人たちの直感に触れ、心臓と身体を揺らしたいという思いをそのまま込めた楽曲。
●M-02「世界が壊れたとしてもどうでもいい、君がいないならいっそ滅んでもいい」
シンプルでスピーディなビートとリフで構成され、間奏では歪んだベースによる実験的なサウンドが取り入れられた楽曲。大切なものを失った少年の、後悔と絶望、葛藤の物語。
●M-03「愛すべき宝物」
ストレートでキャッチーなメロディーに複雑なコードワークを絡ませたユニークな楽曲。
誰でも微かに心当たりのある、どこか懐かしく少し照れくさい思いをポップに歌った曲。
●M-04「ソラ」
あえて奇をてらう事のない、ド直球ピアノロックの楽曲。春の風を感じるたびにふと呼び起こされる、出会いと別れ、閉まったはずの記憶。切ない思いとそこから前を向く決意を優しく歌った曲。
●M-05「頭から落ちてくほどに(colorful ver.)」
収録曲では唯一のミドルテンポで、印象的なフレーズと軽快なリフで構成された楽曲。
かつて描いた大きな未来、かけ離れた現実、付きまとう過去、やり直したい今、それでも捨てられずに残り続けた思いを歌った曲。
●M-06「月色」
ピアノトリオ編成で実現する最もロックな楽曲。
アルバムのキーワードともなった” 色” をテーマに、誰かの特別な存在であることを願い、見失った個性を探してもがく、まさに自分たちの思いを歌った曲。